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自然への信頼と尊敬

2023-06-20

この表題は、木工に取り組むとき私が常に大切に思うこと、それは木そのものが自然を象徴すると感じるから。

 

今すでに進行形ですが、今年の後半にかけて大きな造形物の制作に取り掛かります。ある(淡路島内の)空間のために依頼を受けて、構想をまとめたのが写真(1/20 模型)のようなモニュメント、これが20倍の大きさになる事や途中で良いアイデアが湧けば柔軟に取り入れるはずなので、完成品は製作者本人もまだ細部を説明することはできません。木は身近な自然で育ったものを出来るだけ集めました、そしてここが進行形ですが、量に不安があるのでまだまだ木は粘り強く集めます。近年取り組んでいるチカバノゾウキやJINO的な発想は欠かせないのです。依頼を頂いた空間が必要とするものと、私が長年木工に取り組み感じ、表現したいと思っている事が近いと思えることが嬉しく、力が入ります。制作実務にかかればその力を、この造形物が将来発散し続けるエネルギーとして注入しなければならないと思うのです。

 

 

海・山・風
自然への信頼と尊敬の中から
物作りは始まる

自然に寄り添い その中に溶け込み
日々 中庸の精神で
木に向かう

(atelier KIKA ホームページ・TOPより)

 

 

広い意味で風穴を開けられればと

 

 

 

各工程における協力者を募っています。

すでに声を掛けた方、まだの方もよろしくお願いいたします。